クオンウィッチについて
こんにちは、イオドです。知恵の光キープ論争に刺激されて書きました。
流行に乗り遅れてる気がするけど...
目次
- リスト
- 採用カード
- 不採用(減数)カード
- マリガン
- プレイ方針
リスト
現在私が使っているリストです。よく見かけるタイプものだと思います。
クオンウィッチのリストはだいたいの人が35〜38枚程度同一で、Twitterなどでリストを探したところ、マナリアの叡智、ゴーレムの錬成、ウィズダムコア、クラシカルソーサラー、猫耳の魔法使い・キャル、炎の握撃などが減らされたり、採用されたりで数枚違いがあるという感じでした。
採用カード
マナリアの叡智
6コストで3回スペルブーストができるカード。手札に加わるマナリアの魔弾、防陣どちらも強力で、特に防陣の守護が環境にマッチしています。
戻すカードが、対面やその時のハンド次第で変わるカードになっています。そのため、構築の理解や対面への勝ち方の把握をしておく必要があります。また、ハンドの状況次第では中盤以降小回りが効かず、使いづらいことも多いです。
ウィズダム・コア×3
2枚採用か3枚採用かが人によってわかれているカードです。
私は、どの対面でも基本的に3で置きたいと思っているので3枚採用にしました。
クラシカルソーサラー×3
式神・依代、式神・暴鬼に守護を付与させる効果を持つカードです。マナリアの叡智のところで書きましたが、この環境は守護が強く(正確には守護で他のカードを守るのが強い)、特に妖怪ネクロ対面で活躍します。
ファファーレで呼び出す1/3守護が、大妖狐・ギンセツにバフが乗るのを防いだり、酒呑童子のリーダー効果で走ってくる2/1や1/2では突破されなかったりといった点が妖怪ネクロに対して強力です。
他にもコントロールエルフや自然ドラゴンなど、ボードから点数を稼ぎたい対面の時、真実の狂信者などを守ることができます。
減っているリストをたまに見かけることがありますが、環境とマッチしているカードなので3枚採用を推奨します。
不採用(減数)カード
ゴーレムの錬成
マナリアの叡智の変わりに採用されていることがあるカードです。
優秀な点は2ターン目に2/2を出すことができるということです。この点は早期決着を狙う相手に対して有効になり、序盤のボード戦をある程度進めやすくします。
しかし、現在早期決着を狙うデッキや、狙うプランを取られることが少なく(ネクロのヘリオが再び入るようになったため微妙かもしれない)、序盤のリーダーへのダメージカットの必要性は小さいです。また、展開ターン以降は、効果を持たない2/2は盤面で邪魔になりやすいです。そのため、不採用にしました。
猫耳の魔法使い・キャル
1枚採用するだけで、コントロールエルフに強力な勝ち筋を生み出すことができるカードでした。その他の対面でも、グダグダ長引いたゲームにユニオンバーストの効果で5点詰めることができる点が優秀です。
しかし、コントロールエルフがリノセウス型にシフトし、「ゲームを長引かせてキャルを適当に投げて勝つ」のようなプランはほとんど無くなりました。
元々コントロールエルフに対して有用なカードで、まぁ他の対面でも悪くないという理由で採用していたカードなので、コントロールエルフへの役割が薄くなっていくのと同時に不採用にしました。今後コントロールエルフがリノセウスを抜いた型に戻ることがあれば、再び採用することがあるかもしれません。
炎の握撃×2
減らした理由は、ウィズダム・コア3枚目を採用する際に、1番役割が薄い(ウィズダム・コアより優先されない)カードが炎の握撃だったからです。
今季炎の握撃を打ちたいのは、永遠の花嫁・セレスやクオンウィッチミラーくらいです。そのため、減らしても問題ないと判断しました。しかし、最大母数であるクオンウィッチミラーのガードを下げているため、Bo1ではこのカードを優先した方がいいのかもしれません。
マリガン
大抵の場合マリガンでキープする可能性があるのは、リソースカードとスペブフォロワーです。最初に、それらについてざっくりと説明をします。
リソースカード
デッキを回転させる為の大切なカードです。これらは、基本的に先後や対面を問わずにキープしています。
ただ、ウィズダム・コアはリソースカードですが、置く際に隙が生まれてしまうため、単キープは先攻のみ。後攻はキョウカとセットならキープしています。
陰陽の開祖・クオンは基本的に1ターンで複数枚カードを使うこのデッキに置いて、1枚のプレイだけでよいという意味でリソースカードとして数えています。
スペブフォロワー
デッキのコア部分になります。クオンウィッチの主な勝ち筋が、これらのカードを用いて強力な盤面を形成し押し切ることです。
スペルブースト持ちである点、複数枚同時に使うのが強力である点から序盤に引き込みたいカードであり、キープ対象となります。ただし、対面によりどこまで持つのか、どのカードを優先するのかは変わってきます。
スペルブースト補助
リソースカード(ウィズダム・コア、カオスウィザード)+スペブフォロワーと持っている際などにキープ対象となる場合があるカード
になります。
キョウカに関しては2面処理ができる点が非常に強く、大抵の後攻の対面で単キープ、セットキープをしています。
これらを踏まえて各対面のマリガンの考え方書いていこうと思います。
ウィッチ対面
基本方針はリソースカードと、スペブフォロワーをバランスよくキープすることになります。だいたいのバランスの目安は先攻ならリソース2、スペブフォロワー1。後攻ならその逆くらいです。
バランス良くとは言いましたが、陰陽の開祖・クオンの枚数がゲームに与える影響も大きいため、マナリアの研究もセットキープすることがあります。
スペブフォロワーのキープについてですが、この対面では展開することが重要と考えているので、優先度はクラシカルソーサラー、鬼呼びの導師>真実の狂信者になります。特に後攻ではスペブフォロワーとはいえ真実の狂信者の単キープはしていません。
ネクロ対面
ウィッチ対面と同じくバランスを意識したキープをしています。
この対面では守護の価値が高いことから、スペブフォロワーのキープではクラシカルソーサラーを優先しています。また、それに伴って真実の狂信者のキープ優先度も高いです。
エルフ対面
コントロールエルフを想定しているので、キーカードである、陰陽の開祖・クオン、真実の狂信者、それらを増やすことのできるマナリアの研究を単キープしています。
それ以外では、真実の狂信者とくっつきがよいクラシカルソーサラーはセットキープしています。
ドラゴン対面
バランスを意識したキープしています。
スペブフォロワーの優先度は、真実の狂信者、クラシカルソーサラー>鬼呼びの導師です。
ロイヤル対面
進化ロイヤルより、リオードを意識したマリガンをしています。ですが、特にこのカードをキープするのが有効ということがある訳でもないので、バランスを意識したキープをしています。
スペブフォロワーの優先度はクラシカルソーサラー>真実の狂信者、鬼呼びの導師です。
その他の対面
対面することはほとんどなく、検討もしていませんがバランスを意識したキープでいいと思います。
※陰陽の開祖・クオンはキープすることを確定として考えているので、スペブフォロワーのキープの優先度のところに含めて書いていません。
補足
陰陽の開祖・クオンを返すことについて
ネクロマンサー対面後攻やロイヤル対面では、クオンよる展開よりも、5ターン目にクラシカルソーサラー、鬼呼びの導師などによる展開が有効であるため返すのがよいという考え方です。
しかし、ネクロマンサー対面では返したところで5ターン目に展開できる確率は少ししかあがりません。相手の見えない永遠の花嫁・セレスや魔拳法ソーラ、大妖狐・ギンセツに怯えるより、自分の見えている陰陽の開祖・クオンによる展開を狙った方が、全体の勝率として高くなると思います。
ロイヤル対面に関しても同じ考え方です。リオードロイヤルでない可能性も考えられます(ほとんどない)し、相手が二刀流やバフカードを引けないことも考慮したら、キープした方がよいと思います。
プレイ方針
主によく対面する、クオンウィッチ、妖怪ネクロ、コントロールエルフ、自然ドラゴンについて書きました。
クオンウィッチミラー
陰陽の開祖・クオンなどによる展開を先に行うこと、打点を顔に飛ばすことを意識しています。
先に展開し、攻めることができると、回復するカードがない以上相手は防衛に回ることになります。打点を顔に飛ばすことを意識しているのも同じ点からです。
この対面は、攻めている側が主導権を握りやすいです。そのため、状況にもよりますが、マナリアの研究は打点を増やす場合が多いです。
妖怪ネクロ 五分
永遠の花嫁・セレスを置かせない、永遠の誓いを打たせない立ち回り(5ターン目、6ターン目の展開)が重要です。
ネクロマンサーは守護裏のカードを取るのが難しいため、クラシカルソーサラー等を絡めて狂信者を強く使いましょう。
マナリアの研究は、陰陽の開祖・クオンを増やすことが多いです。もし、永遠の誓いを打たれてしまったり、展開が遅れてしまったりした時は、リソースゲームになるためです。
コントロールエルフ 有利
陰陽の開祖・クオンや真実の狂信者などの、体力が5以上のフォロワーによる展開を狙っていきます。
回復が多いデッキなので、ボードから打点を稼がないと勝つことが出来ません。そのため、アリアの旋風でしか処理できないような盤面を複数回押し付け、除去を枯らしてボードを押し付けることが、勝ち筋となります。
現在は豪風のリノセウスに寄せた構築になっているため、アイリーネなどがいなくなり、前より勝ちやすくなりました。
自然ドラゴン 有利
暴龍・伊達政宗がローテ落ちしたことにより、盤面処理能力が著しく低下しました。そのため、展開によるボードの押し付けが有効です。
しかし、極光の天使や盤面ロックからの気弱な竜少女・イノリのユニオンバーストによるリーサルには気をつけましょう。
以上となります。
ここまで読んでいただきありがとうございました!